2001/11/23
[佛教タイムス] 全ての事務処理に対応 志田電子工業が寺務管理ソフト開発。
 霊園管理統合システムを15年以上も手掛けている志田電子工業(埼玉県南埼玉郡宮代町東122、伊草幸也社長)では、 その霊園管理ソフトを寺院向けに活かした寺務管理システムを去年、開発・販売し全国の寺院に好評を得ている。 このソフトは檀家管理はもとより、墓地管理料、護持会費、新盆供養料、盆供養料の請求から領収書の発行。 塔婆の受付、過去帳及び葬儀の法礼の管理など寺院の事務処理にすべて対応できるものだ。 このソフトは通常よりも大きい文字で作られており、見やすい画面、優しい機能をコンセプトに、 ご高齢の方が多い寺院にも配慮し、誰にでも簡単にできることをコンセプトにしている。 特に、檀家台帳、墓地台帳、入金台帳、過去帳、石材、檀家区分、墓地区分、 続柄へはメニュー画面に一々戻ることなく自由に移動することができる。また寺院の事務の入出金の消し込みが、 バーコードで可能であり、入力ミスもなく短時間で処理できるとともに、さらに、 印刷物は印刷条件も含めて約50種類も印刷できるなどの特徴を兼ね備えている。その他にも、 カード形式で表示するフォームビューと一覧形式で表示するデータシートビューでの編集ができるので、 独自の一覧表を作成することもできる。また、Office Link によって Word や Excel のデータを出力可能であるため、 Word や Excel にて、報告書の作成、データの分析、グラフの作成などが処理できるなどの特徴をもっている。 同社の伊草社長は、「弊社が開発した寺務管理システムは、したいことが、できる。 誰にでも簡単にできるをコンセプトに寺務管理の効率化を徹底的に追求し、 高度な事務処理を快適な操作環境で実現するために開発しました。21世紀を担う世代の感覚で作り上げましたので、 ぜひ一度御検討ください」と語る。問い合わせは、電話 0480-33-7055、FAX 0480-33-7054 まで。なお、 サンプルプログラムは http://www.i-sdk.com/index2.htm よりダウンロードできる。